渚便り

　午後から少し曇ってきたと思いましたら、突然の雨。一時は割と強く降り、恋路ヶ浜の人影もまばらになりました。しばらくすると、女将の「カメラ、カメラ。」と言っているのが聞こえ、レストラン白砂まで行ってみると・・・。
　美しい虹が姿を見せていました。いつの間にか空も明るくなり、砂浜で写真を撮られている方もいらっしゃいました。



  

　海の青がとても色濃く、波の白さがひときわ目立ちます。神島やその向こうの志摩半島もはっきり見えています。
　菜の花の時季が過ぎ、次は新緑の季節。庭の木々も、若葉の優しい緑に包まれる日がもう近くまできている、そんな気がします。

  

　夕方、雨がぽつぽつ降りだして、今晩の月はどうだろう、と思っておりましたが、20時30分頃雲の合間から十六夜の月が顔を出してくれました。割と低い位置に月を見ることが出来ましたので、何とか海に映る月明かりと撮る事が出来ました。

  

　明後日１７日は、伊良湖神社でおんぞ祭りが行われます。伊良湖神社は伊勢神宮との繋がりが深く、このお祭りも長い歴史をもつ由緒ある祭といわれています。
　参道には当日は露店が並び、大変賑やかになります。
　





  

　久しぶりに初立池に出かけてまいりました。小学生の頃は遠足等でよく行っていたのですが、最近はなかなか立寄る事ができずにおりました。
　ウォーキングコースが整備されていて、今はちょうど桜を楽しむ事も出来、とてもリフレッシュできる場所のように思います。
　宿からは車で１０分弱の所でございます。灯台周辺の散策の次は、こちらもおすすめです。
　

  

　やわらかな春の日差しが本当に嬉しく感じられます。
例年より遅めの桜の開花でしたが、宮山原始林もだいぶ白や薄桃色に染まり、春の山の装いになってきました。山の桜は、もうしばらく楽しめそうです。